御母衣湖から世界遺産の白河郷や五箇山の合掌集落を経由しての帰路の途へと向かった途中、450年余を生きる2本の老桜物語の感動に出会う。 荘川桜である。
昭和27年成立の電源開発促進法により、翌28年御母衣ダム建設計画からドラマが生まれた。村民に親しまれていた光輪寺と照蓮寺にある樹高約20m幹周約6m樹齢約400年余の老桜2本がダムの湖底に沈もうとしていた。住民174世帯の反対を真摯に説得し、6年を掛け工事着手に導いた初代電発総裁の高橋達之助の熱き思いがそこにあった。
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