緑の復興を目指して
恒例の緑化講演会開催
5月29日 於 グランドホテル

今尚、復旧工事に忙殺されている中越地震被災地の
現状と、復興を成し遂げた台湾地震の被災地視察報告。
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 (社)長岡市公園緑地協会では去る29日開催された平成18年度総会において本年度の主力事業としてみどり復興アクションプログラムの積極推進が満場一致で可決されました。
 それを受けて鈴木議事長による講演会が開催され、これまでの取り組みや、1999年の台湾地震の復興の様子と、中越震災の現状と復興に向けた事例の紹介がありました。国情や制度の違いはありますが、地域のコミュニティー醸成や持続性を高める手法等大いに参考になりました。
 豪雪地帯の宿命とはいえ、被災地では今、復旧に向け各セクションにおいて昼夜兼行の必死の努力が続いています。関係各位には心から敬意を表したいと思います。
 私たちも地域唯一の緑の公益法人として復旧がよりスムーズに、しかも、持続可能な景観の創出・保全に向け全力を傾け支援しましょう。震災以来、被災された多くの方々のお話を直接お聞きしました。想像を超える厳しい現実があることを承知すべきです。加えて、復旧支援システムが豪雪地帯バージョンでないことが一番のネック。工事期間も1年が7ヶ月足らずだというのが現実です。加えて慢性的な地すべり地域では二次災害も予測される中での懸命な復旧工事が続いています。やがて2年の節目を迎え、待った無しの状況下にあります。